[最新版]女性のモンスター社員?特徴と対応方法3選を紹介

近年急増しているモンスター社員。周りの意見を聞かず自分の考えを押し通したり、自身のタスクを放棄したりと職場で問題行動を繰り返し、周囲に悪影響を及ぼし、経営上のリスクと言えます。

そんなモンスター社員ですが、その中でも女性のモンスター社員はやっかいな場合があります。
こういった社員に対処せず、放置してしまうと取り返しのつかない事態に発展することも。

「ちょっと会社に困った女性社員がいるけど、どうしたら…」とお悩みの方に、モンスター社員の特徴から対処方法まで詳しく解説していきますので、ぜひ読み進めてみてください。

目次

少しやっかい?女性のモンスター社員、その特徴とは

モンスター社員

「モンスター社員」の中でも、女性という属性を必要以上に押し出し、周りの人を困らせるやっかいなタイプがいます。
具体的にはどういったモンスター社員が存在するのでしょうか?
行動パターンや職場への影響を紹介していきます。

どういう人がモンスター社員?具体例から考えてみよう

男女関係なくモンスター社員は存在しますが、女性という特性を押し出して問題行動を起こす社員もいます。

例えば、一般的な日常会話の範囲内だったとしても、すぐ「セクハラだ!」と言って周りを困らせてしまう人はいませんか?
また、男性社員に対しては良い顔をし、女性社員の前では態度が悪くなる、なんて人を思い浮かべた人はいませんか?
こういった社員は、モンスター社員と言ってよいでしょう。

特徴を知ろう!女性のモンスター社員の行動パターン

「あの人、もしかしてモンスター社員かも…?」と頭に浮かんだでしょうか。
それでは、女性のモンスター社員の行動パターンについて説明していきます。

●「セクハラだ!」とすぐに騒ぎ立ててしまうタイプ
もちろん、セクハラには最大限に配慮する必要がありますし、セクハラだと認められる場合には被害者の保護とサポートが優先されます。

しかしながらその一方で、普通の雑談であったにも関わらず、過剰に反応してしまう女性社員がいます。そうなった場合、扱いにくいというだけでなく、セクハラをしていないにも関わらず、追い込まれてしまう社員が出てくるかもしれません。

例えば、上司のことが気に入らないから…。自分のことを褒めてくれないから気に入らない…など感情ベースが根本にあり、セクハラと主訴することで、上司を追い詰めてしまおうというケースもあります。

●女性という属性を必要以上に利用するタイプ
自分自身の属性に応じて仕事の仕方や人との関わり方を決めるのは重要なことですし、自分を最大限に生かすポイントになってきます。ですが、「女性」の特徴を過度に押し出し、職場に悪影響を与えてしまう事態に発展するのであれば、それはモンスター社員です。

例えば、男性社員に色目を使って自分が有利になるように働きかけ、その結果トラブルに発展させたり、男性には“いい顔”をするのに、女性には冷たく接するなどチームを乱すような行いをしたりと、問題を起こします。

このように、自分に有利になるのであればどんな手段もいとわなかったり、人によって態度を変えたりといった行動パターンがみられます。

なぜ問題行動を起こすの…?女性のモンスター社員の心理

モンスター社員
モンスター社員

なぜモンスター社員になってしまうのだろうと不思議に思っている方も少なくないでしょう。
彼女たちの考え方や心理を知ることで、課題の根本的な部分を認識でき、解決の一助になります。

●特別扱いしてほしい女性
「自分は特別な存在だから、相応の扱いをするべき」と考えていたり、特別な扱いを受けることで優越感に浸りたいと思っていることも。

●自分の考える通りに動いてほしい女性
特別扱いしてほしいに近いかもしれませんが、自分の理想や思っていた通りに周りの人が動いてくれないと、「どうしてわかってくれないんだ!」という考えるようになり、問題行動に発展することがあります。

●ちゃんと働きたくない女性
「この仕事面倒だからやりたくないな」と感じることは誰にでもありますよね。ですが、そういった仕事は、男性にお願いすればやってくれるはずと考えている女性が存在します。
真面目に働いている社員から反感を買い、チームワークが乱れる、なんてことになりかねません。

このように、自分本位で考えてしまうタイプは、自分が考えている通りに周りの人が動いてほしいと願っているものです。そしてその結果、問題行動に至ってしまいます。

放置は危険!女性のモンスター社員がもたらす影響

経営者 うつ

ここまでは、女性のモンスター社員の特徴や行動パターンについて解説してきました。
それでは、このようなモンスター社員を放置してしまうと、どのような影響や経営上のリスクが発生するのでしょうか?

最初はちょっと困ったなという程度であったとしても、放置してしまうことで取り返しのつかないことになるかもしれません。
読み進めていただき、ぜひ参考になさってください。

影響その①職場の雰囲気が悪くなる

モンスター社員は、職場の雰囲気を悪化させ、他の社員の士気を低下させる原因となります。性別によって態度を変えてしまったり、仕事を押し付ける、ハラスメントだと騒ぐタイプが1人でもいると、職場のストレスレベルを上げ、全体の生産性の低下を招きます。

職場の雰囲気がギスギスしてしまったり、コミュニケーション不足となるような職場では、働きやすい適切な環境とは言えません。

影響その②チーム全体のパフォーマンスの低下

モンスター社員がいることで、チーム全体のパフォーマンスが著しく低下することがあります。

例えば、「セクハラだ!」とすぐに騒ぎ出すタイプの女性社員がいるとします。
そうなると、チームメンバー間でコミュニケーション不足が生じ、業務の進行がうまくいかなかったり、事実でなかったとしても周りの社員が「セクハラをした人だ」と思われるのではないかと精神的な影響もあります。

チーム内のコミュニケーションの乱れは、協力体制を築くことが困難になることを意味します。結果としてチームのパフォーマンスが低下し、プロジェクトの進行が遅れがちになったり、クオリティが一定の水準に達しなくなるなどの悪影響をもたらします。

影響その③企業の事業推進に悪影響を及ぼす

企業全体において、モンスター社員の存在は経営上の大きなリスクです。

最初は少し不快であった程度でも、だんだんと問題行動がエスカレートすることで、ステークホルダーとの関係が悪化し、企業の評判が損なわれます。また、顧客対応に支障をきたし、契約を切られたり、追加契約の検討をしないなど業績にも影響を及ぼします。

こうして、社内外へ多大な悪影響を及ぼすモンスター社員を放置してしまうと、経営の危機に直面する可能性があることをしっかり認識してきましょう。

会社を守ろう!女性のモンスター社員への対処法を伝授

経営者 疲れた

今までこの記事を読み進めてくださった方は、モンスター社員の問題行動を放置すると会社への悪影響から多大な経営リスクとなりうることをご理解いただけたかと思います。

それでは、「モンスター社員へ適切に対処し、会社の環境を良くしたい」と感じたあなたへ、女性のモンスター社員へどのように対処すればよいか、その方法をご紹介します。

①女性のモンスター社員をまずは認識しよう

まずはモンスター社員を早期に発見し、認識することが重要です。
現状を把握することで、モンスター社員がもたらす悪循環をいち早く止めることができます。
認識するためには、定期的な評価やフィードバックを行い、問題行動が見られた場合には迅速に対応しましょう。

問題行動を放置することは、周りの社員の不満や不安の蓄積につながってしまいます。
そのためにもリスクを洗い出し、まずは認識することがポイントになります。

②女性のモンスター社員と効果的なコミュニケーションをとろう

まず初めに、相手が悪いという意識で厳しい態度で接するのではなく、共感を示しましょう。
「気持ちはわかるよ」「大変だったね」と相手に寄り添うような言葉を選んでみましょう。

なお、モンスター社員とコミュニケーションを取る際には、冷静かつ客観的に対話を進めることが大切です。
不快な言動からついイライラしてしまうこともあるかと思いますが、それを表に出すと解決の糸口を探すハードルが上がってしまいます。

具体的な事例を挙げて問題点を指摘し、改善策を共に考える姿勢が必要です。
「モンスター社員」だからと放置するのではなく、そうなってしまった原因を探ってみたり、建設的な対話を通じて態度の変容を図ることからチャレンジしてみましょう。

③それでもダメなら…ジェンダーに配慮した法的手段と解雇の方法を検討しよう

ここまでは、モンスター社員を認識し、建設的な対話によって改善策を練ることがポイントだとお伝えしました。ですが、相手に寄り添い、真摯に向き合っても態度が変わらず、問題行動を起こし続けるということもありえます。

そのモンスター社員がいることで、会社にもたらす悪影響を鑑みた結果、法的手段や解雇を検討することも必要です。ただし、「不当に解雇された」などという事態に陥らないよう、労働法に基づいた適切な手続きを踏み、企業としてのリスクを最小限に抑えることが求められます。弁護士や専門家のアドバイスを活用することが効果的です。

なお、法的手段などを検討する場合は、「女性だから解雇された」「育児をしている女性だから不当な扱いを受けた」と受け取られないよう、一つ一つの工程を丁寧に踏み、適切な対処を心がけましょう。

対応に悩みがちな女性のモンスター社員…まずは行動してみることから!

モンスター社員

女性の社会進出が推奨されている昨今。積極的に採用を進めている企業も多い中、女性のモンスター社員はやっかいな存在。
経営上のリスクになりうる問題行動には毅然として対応し、企業を守る行動をしましょう。

対応しなければならないという状況の中で、「女性を大切にしていない企業と思われるのでは…」という考えがよぎるかもしれません。
ですが、そう悩んでいる間に周りの社員が苦しい思いをしたり、ステークホルダーから反感を買ってしまう事態になります。

企業全体のことを考え、社員一人ひとりを大切にするために、まずは一歩踏み出し、行動に移してみませんか?

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